コロナ前は,弁護士会の会議や研修はこの弁護士会館で行われていたのですが,昨年の緊急事態宣言以降,これらが軒並みオンラインでの開催になりました。
私の場合,東京弁護士会の
・高齢者・障害者の権利に関する特別委員会
・中小企業法律支援センター
という2つの委員会に所属しており,毎月,これらの委員会の会議があります。また,委員会以外に研修等もありますので,結構な頻度で弁護士会館に通っていました。
経堂にある事務所から弁護士会館まで片道30分くらいはかかりますので,弁護士会館に頻繁に通うのはかなり負担感があるのですが,オンライン化のおかげで,この負担が大幅に軽減されました。
頻繁に霞ヶ関に通わなければならないというのは,霞ヶ関から離れた場所で開業するにあたっての障害の1つなのですが,弁護士会の会議等のオンライン化に加え,裁判所もweb会議の導入が進むことで,この障害は解消されるのかも知れません。
下記の記事でも書いたとおり,東京23区内の弁護士は,千代田区・中央区・港区に集中している状況ですが,この偏在が解消される契機になれば良いなと思います。