裁判所Teamsに登録した後の不具合
昨年、上記の記事の中で、既存のMicrosoftアカウントで使用中のメールアドレス(「〇〇@〇〇.jp」とします。)で裁判所のTeamsにも登録したところ、TeamsのWindows用デスクトップアプリを使用する際に、
①裁判所のTeamsに接続され、他のTeamsに接続できない
または
②他のTeamsに接続すると、裁判所のTeamsに接続できない
のいずれかの状態に陥る不具合が生じたことを書きました。
Teamsデスクトップアプリでもアカウントの選択が可能に
仕方がないので、既存のMicrosoftアカウントのメールアドレスを「✕✕@✕✕.jp」に変更し、
裁判所:「職場または学校アカウント」(〇〇@〇〇.jp)
その他:「個人アカウント」(✕✕@✕✕.jp)
という棲み分けにして、Teamsデスクトップアプリを利用していたのですが、いつの間にか、Teamsデスクトップアプリでもアカウントの選択が可能になっていました。
不具合解消?
同一メールアドレスで「個人アカウント」「職場アカウント」の使い分けは可能
そこで、「✕✕@✕✕.jp」に変更した「個人アカウント」のアドレスを再度「〇〇@〇〇.jp」に変更して、
裁判所:「職場または学校アカウント」(〇〇@〇〇.jp)
その他:「個人アカウント」(〇〇@〇〇.jp)
という以前の形に戻してみたところ、Teamsデスクトップアプリでも、この「職場または学校アカウント」と「個人アカウント」のどちらでログインするかを選択できるようになっていました。
その後も、前回の記事で記載した不具合は発生せず、特に問題なくTeamsデスクトップアプリが利用できています。
同一メールアドレスで複数の「職場または学校アカウント」使い分けは不可?
日弁連委員会ニュース5頁にteamsトラブルの対処法が書かれているが、肝心の「既に使用していた職場アカウントを用いて裁判所が開設したチームにサインインすると、その後元々利用していたチームにサインインできなくなる」問題については根本的な対応策がなく、裁判所専用の別アカしかないとのこと
— くまちん(弁護士中村元弥) (@1961kumachin) 2022年2月16日
上記のとおり、私は「個人アカウント」と「職場または学校アカウント」の使い分けでしたが、同一メールアドレスで複数の「職場または学校アカウント」を使い分けようとすると、不具合は変わらず生じるようですね。